移住者ぞくそく。いま、臼杵市がおもしろい。
- 観光
- 2016-01-15
人口約4万人弱、年々減っているそうなのですが転出よりも転入のほうが多く、人口減は自然減(加齢による自然減少)なのだそう。移住してくる人が多い、その理由をお届けしたい。
キリシタン大名の大友宗麟が築城した臼杵城のある城下町「臼杵市」は、大友時代の南蛮文化やキリシタン文化の歴史を感じることが出来る素晴らしい土地。
現在もそのままの町並みとして残っていて、商家や武家屋敷、神社仏閣も多く見ることができる。
大分県の東南部に位置しており、県外からのアクセスは飛行機やフェリー、電車、バスなど。また県内からは、電車やバス、自家用車でアクセスできる。
(今回は大分市から車を走らせて約20分、高速利用料金が910円、距離合計28.0km、所要時間合計24分で到着。)
ちなみに筆者がはじめて臼杵市に来たのは2年前の年越しと、同年のうすき竹宵でも観光として訪れました。
△ 国宝臼杵石仏火まつりの様子。
普段昼間に見る大仏とはちがい、竹あかりに照らされた荘厳な雰囲気が、わたしは好きだ。
△ うすき竹宵
http://www.takeyoi.com/次回平成28年(2016年)は11月5日(土)・11月6日(日)に開催されるそう。
街なかすべてが竹あかりに照らされる様子は、昼のそれとは違う顔を出して良い。
写真で見る竹宵ではなく是非現地でこの雰囲気を感じてもらいたい。
3回目に臼杵に来たのは、このおおいた移住計画をすすめるため。
実は太陽の出ている日中に来るのは初めてで、最初の感想は
「え!もうついたの!?(近い)」「臼杵っち海あるんや???」でした。
臼杵市といえば海、海といえば臼杵、と言えるくらい、
目からもそして舌からも海を感じられる市だ。
((( 全力で土下座します )))
△ 雨の降る日も、晴れの日も訪れたい城下町
初日は雨が降っており、写真をとるには向いてないと肩を落としながら臼杵に向かったのですが
街に敷かれている石畳が濡れて、なんとも言えない情緒が出てきてなお良かった。
大分県臼杵市で唯一の天然温泉「臼杵湯の里」。
温泉成分の濃度は通常の三倍で、露天の湯や薬師の湯と呼ばれる高濃度の温泉は独特のぬるぬる感が人気だそう。
※ 東九州自動車道臼杵ICから1.5km、国宝・臼杵石仏の手前
※ 入浴料1人500円、
冒頭で記載したとおり、臼杵市は転出よりも転入のほうが多いのだそう。
あくまで筆者個人の意見となり恐縮ですが、なるほどここではないかというわたしの感じたことを3つほどご紹介したい。
待ちゆく子どもたち、そして大人たちも、ただ観光で歩いているだけのわたしたちに、積極的にあいさつをしてくれるのだ。
ついついわたしも釣られて、知らない人に積極的にあいさつをする。
近所の小学生を顔見知りになるこの距離感は、なるほど心地が良いものだ。
こんなに民間と近い距離でいるまちがあるのだろうかと思うくらい、
とにかく市職員のフットワークの軽さは異常(笑)
市外の人が接触する機会はないかもしれない。
けれど、もし訪れることがあれば、気軽に市役所を訪ねてみて欲しい。
なるほど、彼らがいるからこその地元っ子たちなのだろうと思える。
そして、意外にも(と言っては失礼かもしれないが、)交通面で不便さを感じないところが良い。
いつか田舎で暮らしたい、けれど適度な、街へのアクセスが欲しい。
そういう方に向いているのでは?
前述のとおり、大分市へは高速に乗れば24分弱。
下道をとおっても40分。
片道40分間も満員電車に揺られて通勤していた東京暮らしに比べると、
海と山を見ながらのこの距離感は逆に心地よく感じられた。
ちなみに、城下町のこんな家が空き家になっているそうです。
空き家バンクなどには出ていないそうですので、ご興味がある方がいらっしゃいましたら、おおいた移住計画のお問い合わせまでご連絡ください。
(顔見知った人への紹介の方が良いみたいです。)
本記事では、臼杵市の観光にフォーカスをあててみました。
次回は、臼杵のひとにフォーカスをあてて記事を更新します。おたのしみに!
飛行機
・大分空港〜JR大分駅(大分空港連絡バスで約1時間、大分駅から電車へ乗り換え)
・大分空港〜臼杵インター(マルミヤストア奥)バス停(県南高速リムジンバスで約81分)
※県南高速リムジンバスの運行について
フェリー
・愛媛県八幡浜市〜臼杵港(2時間25分)
宇和島運輸フェリー
九四オレンジフェリー
http://www.94ferry.co.jp/index.phpバス(大分〜臼杵、約70分)
http://www.oitabus.co.jp/